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矯正治療は何歳までできるのか?


矯正治療と言えば子どもがおこなうイメージがありますが、近年では大人の矯正治療も注目されています。「歯並びを治したいけど、年齢を考えると矯正治療はできない」と、本当は矯正治療をおこないたいけど、年齢を気にして治療に今一歩踏みだせない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、矯正治療が何歳までできるのか、詳しくご紹介して参りたいと思います。

 

矯正治療の基本知識

まず、矯正治療の基本知識をおさらいしましょう。矯正治療は不正歯列、不正咬合を正しい位置へと移動させるために歯に力を加えて、少しずつ動かしていきます。

不正歯列、不正咬合である場合、見た目が悪いだけではなく、活舌が悪い、口呼吸、口が閉まらない、頭痛、肩こりなどの症状までも引き起こすリスクをともない、歯列や咬合を正しい位置へ導くことで、それら症状も改善することも可能となります。

 

矯正治療は何歳から何歳までできるの?

矯正治療と言えば、子どもがおこなう治療というイメージがありますが、何歳頃からおこなえる治療であり、何歳まで治療を受けることができるのでしょうか。

一般的な矯正治療であるワイヤー矯正では、乳歯から永久歯に生え変わる時期ごろから治療を開始することが可能となります。

また、永久歯列期を迎える20代以降の人も矯正治療を受けることが可能であり、「矯正治療は○歳までしか受けられない」といった決まりはなく、歯科医師が矯正治療できると判断した場合には、70代80代であったとしても、治療を受けることができます。

しかし、50代以降になると虫歯で歯を失ったり、歯周病の進行が進み、歯を支える役割のある歯槽骨に問題が生じたりするリスクも高まり、そのような場合には、疾病の治療からおこなわなければなりません。

このように矯正治療を開始する時間が遅ければ遅いほど、留意する点などが増えていきますが、何歳であっても矯正治療を受けることができます。

 

成人してからおこなう矯正治療のメリットは?

欧米では、乱れた歯列や咬み合わせを矯正治療して改善することがマナーとされています。とある調査によると、日本で歯並びが悪い人が矯正治療をおこなう割合は、およそ2割であると報告されています。残りの8割の人が、歯並びが悪いと認識していても、治療をおこなっていません。

しかし、近年では「歯並びを整えることはマナー」であることが接客業や営業、表に立って仕事をする人の間で定着しつつあり、成人を過ぎてから矯正治療を考える人も少なくありません。

以上今回は、矯正治療は何歳までできるのか、詳しくご紹介して参りました。矯正治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。

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