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マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

目立たないマウスピース矯正としられる『インビザライン』がアメリカで誕生して約30年の月日が経過し、日本でもインビザラインが注目されていますが、従来のワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを把握していない人も少なくありません。そこで今回は、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて、詳しくご紹介して参りましょう。

 

従来のワイヤー矯正とは
まずは、従来のワイヤー矯正についておさらいしていきましょう。ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる金属の矯正装置を専用の接着剤で装着し、ブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーの引っ張るチカラで歯を正しい位置へと導いていきます。

平均的な治療期間は個人差がありますが、およそ1年~2年で治療を終えることができます。

 

マウスピース矯正『インビザライン』とは?
インビザラインは1990年にアメリカで誕生した、マウスピース矯正です。それまではワイヤー矯正が主流でありましたが、着脱することができ、尚且つ審美的にも優れているマウスピース矯正は、画期的な治療法として、広く知られるようになりました。

平均的な治療期間は個人差がありますが、ワイヤー矯正とほぼ差がない1年~2年で矯正治療が終えられると言われています。

 

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
次にマウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを確認していきましょう。マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらも有効的な治療法でありますが、それぞれ特徴が異なるために、個々の特徴を比較してみましょう。

【ワイヤー矯正の特徴】
・歯の表面に矯正装置を装着するため口元から見える
・従来からおこなう治療法であるため実績がある
・矯正治療の中では治療費は比較的安価
・虫歯リスクが高まる
・さまざまな歯列不正の症例に対応できる

【マウスピース矯正の特徴】
・透明なマウスピースであるため審美性に優れている
・比較的新しい治療法であるが、インビザラインを利用した患者数は世界100カ国、800万人を超える(2020年1月現在)
・必要に応じて着脱できる
・痛みが比較的小さい
・患者さまのお口の中の状況をもとに、綿密な治療計画をデータ化
・重度な出っ歯や突出した歯列はマウスピース矯正には不向き

以上、今回はマウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて詳しくご紹介して参りました。ワイヤー矯正の課題でもあった『目立たない矯正』を実現したマウスピース矯正と、従来のワイヤー矯正の特徴を比較してきましたが、治療法を十分に理解し、自身にあった矯正治療法を選択しましょう。

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